紙芝居を遊ぶ

Copyright © 2026 Hiroya Kubo. この文書はCC BY-SA 4.0で提供します。

標準実行環境: 4.0.0-rc.8(公開プレリリース)
このチュートリアルの公開サンプル: 4.0.0-rc.8(公開成果物)
対象: 初めてTM紙芝居を再生する人
想定時間: 10〜15分

入口: TM紙芝居 4.0 ドキュメント

このチュートリアルでは、Webブラウザーでポーズを使うサンプル作品を開き、カメラの前でポーズを取り、 物語を最後まで進めます。台本やプログラムの知識は必要ありません。カメラを使わない場合は、公開作品の 説明から、キーや画面のタッチで参加できる作品を選んでください。

サンプルの舞台は教室です。「地震だ!」という合図のあと、自分の身を守るために丈夫な机の下へ入り、 両手で頭を守るポーズを取ります。画面の見本と具体的な指示を見て動きます。

最初にやること

  1. サンプル作品を開く
  2. タイトル画面で紙芝居を始める
  3. ポーズを求められたときだけカメラを許可する
  4. 画面の見本に合わせてポーズを取る
  5. 物語を最後まで進める

台本やコマンドを入力する必要はありません。画面の案内に沿って進めれば完了します。

用意するもの

  • 新しいWebブラウザーを使えるパソコンまたはタブレット
  • カメラ
  • カメラの前で全身を映せる少しの空間
  • 明るく、他の人や個人情報が映り込まない場所

このチュートリアルのゴール

  • サンプルサイトからWeb版の紙芝居を開ける
  • カメラ利用を許可し、画面へ自分の姿を収められる
  • ポーズ認識の案内と進捗を見ながらポーズを取れる
  • 関節とボーンを重ねた見本で、カメラに身体が収まっているか確認できる
  • 終了後にもう一度遊ぶか、タイトルへ戻れる
  • カメラやポーズ認識が進まないときに基本項目を確認できる

1. サンプル作品を選ぶ

チュートリアル用サンプル作品を開き、 「Web版を開く」を押します。作品の説明で、この公開サンプルの対象バージョンが4.0.0-rc.8であることと、カメラを 使うことを確認してから開きます。

チュートリアル用作品の詳細とWeb版を開く導線が表示されたサンプルサイト

公開サンプルの詳細ページから「Web版を開く」を選びます。

Web版へ直接進む場合は、 地震だ!頭を守ろうを開きます。

2. 紙芝居を開始する

Web版を開くと、最初に黒い読み込み画面が表示され、その後にバージョンとライセンスの画面が 表示されます。これは公開サンプル自身の版表示です。Version 4.0.0-rc.8を確認し、右上の「閉じる」を押すと 作品が始まります。

Version 4.0.0-rc.3とライセンスを表示したWeb版の初期画面

この画像は旧rc.3画面の固定証跡です。現在の公開Web版ではVersion 4.0.0-rc.8と利用条件を確認し、右上の「閉じる」を押します。

黒い画面と進捗バーが表示されている間は、画面を閉じずに待ちます。読み込みが長く続く場合は、 ネットワーク接続を確認してページを再読み込みします。

公開Web版の台本と素材を読み込んでいる進捗画面

公開Web版が台本と素材を読み込むまで待ちます。

3. カメラを許可する

ポーズを使う場面になると、Webブラウザーがカメラ利用の許可を求めます。「許可」を選びます。

紙芝居サイトによるカメラ利用の許可を求めるブラウザー表示の説明用fixture

カメラ許可の操作例です。実際の表示はブラウザーによって異なります。画像は個人情報を含まない説明用fixtureです。

許可しなかった場合や以前の選択が残っている場合は、アドレスバー付近のサイト設定からカメラを 許可し、ページを再読み込みします。設定名はブラウザーによって異なります。

4. ポーズを取る

画面に「丈夫な机の下に入り、両手で頭を守ろう!」と表示されたら、周囲にぶつかる物がないことを 確かめてから、見本のように姿勢を低くし、両手を頭の左右へ当てます。この作品では、教室にある丈夫な 机の下で頭を守る動作を練習します。画面では次を確認できます。

  • 現在求められているポーズ
  • カメラに映っている自分の姿
  • 見本へどのくらい近づいているか
  • ポーズを保った結果として進むチャージ
  • 認識待ち、チャージ中、完了の状態
机の下で両手を頭の左右へ当てる合成人物の見本と、ポーズ認識度およびチャージが表示された認識画面

「頭を守る」という具体的な案内と見本に合わせ、ポーズ認識度とチャージを確認します。画像の人物は合成fixtureです。

ポーズが成立すると、音や表示が変わり、作品の設定に応じて次の場面へ進みます。

ポーズ成功とチャージ完了を表示した説明用fixture

ポーズが成立すると成功表示へ変わり、物語が進みます。画像は合成fixtureです。

成功表示のあと、見本の姿を残したまま「できた! 頭を守れたね。揺れがおさまるまで、そのまま 待とう。」という達成メッセージが5秒間表示されます。メニューへ戻る前に、できたことと次の行動を 確認します。

この練習は、机のある教室という場面を表したものです。実際には、落下物や倒れそうな家具から離れるなど、 周囲の状況に応じて安全を確保してください。表現は 気象庁消防庁の案内を参考にしています。

5. 最後まで進める

画面のセリフや案内に従い、最後の場面まで進めます。達成メッセージが消えるとメニューへ戻ります。 もう一度遊ぶ場合は、メニューの「もう一度」を選びます。

頭を守る見本と、できたことおよび揺れがおさまるまで待つことを伝える達成メッセージ

メニューへ戻る前に、できたことと次の行動を伝えます。画像は説明用fixtureです。

6. うまく進まないとき

次を順番に確認します。

状態 確認すること
カメラ映像が出ない WebブラウザーとOSのカメラ許可、他のアプリのカメラ利用を確認する
体が画面へ収まらない カメラから離れ、頭から足まで入る位置へ移動する
認識度が上がらない 明るさ、背景、服と背景の色、複数人の映り込みを確認する
チャージが途中で戻る ポーズを大きく作り、同じ姿勢を少し長く保つ
想定と左右が逆に見える 左右反転の設定が表示される場合は、設定を切り替える
別のカメラを使いたい カメラ選択が表示される場合は、接続中のカメラを選び直す

完了チェック

  • サンプルのWeb版を開けた
  • カメラ映像へ全身を映せた
  • 案内されたポーズを成立させた
  • 紙芝居を最後まで進めた
  • 再実行またはタイトル復帰の方法を確認した

次に読む

自分で台本を変更する場合は紙芝居を作るへ進みます。台本のすべての項目や命令を調べる場合は、 紙芝居DSL 4.0 台本作成ガイドを参照します。