紙芝居(かみしばい)アプリ 4.0 概要(がいよう)説明(せつめい)子供(こども)向け

Copyright © 2026 Hiroya Kubo. この文書はCC BY-SA 4.0提供(ていきょう)します。

この説明(せつめい)は、TM紙芝居(かみしばい)4.0で遊ぶ人、作品を作ってみたい人のために書いています。むずかしい台本の 書き方や道具の使い方を知らなくても読めます。

先生や家の人へ: 2026年8月20日時点で4.0.0-rc.8を試せますが、正式な安定版ではありません。 公開作品もrc.8から再生成されています。遊び始める前に、作品の版と開き方を確認してください。

使う作品が4.0用かどうかは、始める前に先生や家の人といっしょに確認(かくにん)してください。

これは何?

TM紙芝居(かみしばい)4.0は、絵、音、セリフ、動きを組み合わせたデジタル紙しばいです。

お話を見るだけでなく、キーを()したり、画面にさわったり、カメラの前でポーズをとったりして、物語に 参加(さんか)できます。何をするとお話が進むかは、作品によってちがいます。

このアプリでは、次の三つを楽しめます。

楽しみ方 できること
見る 絵、登場人物、セリフ、音、動きでお話を楽しむ
動く ポーズ、キー、画面のタッチでお話に参加(さんか)する
作る お話、絵、音、参加(さんか)する場面を考えて一つの作品にする

見る — お話を楽しもう

作品を開くと、表紙のあとに場面が順番(じゅんばん)に進みます。登場人物が話したり、動いたり、背景(はいけい)や音が()わったり します。途中(とちゅう)(えら)(かた)が出る作品では、(えら)んだ答えによって次の場面が()わることもあります。

遊ぶ前に、先生や家の人と次のことを確認(かくにん)しましょう。

  • 音の大きさはちょうどよいか
  • 画面が見やすい場所にあるか
  • キーや画面のタッチだけでも遊べるか
  • カメラを使う作品か
  • 終わりたいときに、どうやって止めるか

画面が見にくい、音が聞きにくい、体を動かしにくいときは、がまんしないで(つた)えてください。文字を 読み上げてもらう、音を小さくする、キーや画面のタッチを使うなど、自分に合う参加(さんか)方法(ほうほう)(えら)べます。

動く — ポーズで参加(さんか)しよう

ポーズを使う作品では、画面に出る案内(あんない)を見て、カメラの前で体を動かします。アプリがポーズを読み取ると、 登場人物の絵や音が()わったり、次の場面へ進んだりします。

ポーズを読み取ってもらうコツは、次のとおりです。

  • 明るい場所でやる
  • 体がカメラに入る位置(いち)に立つ
  • 案内(あんない)と同じ向きか、画面の左右が反対に見えていないか(たし)かめる
  • ポーズをとったら、少し止まる
  • ほかの人がたくさん(うつ)らないようにする

うまく読み取ってもらえなくても、まちがいではありません。明るさ、服、背景(はいけい)、カメラからのきょりなどで、 読み取り方は()わります。何度も同じ動きをするのがつらいときは、キーや画面のタッチで進める方法(ほうほう)を大人の 人に聞いてください。

カメラを使いたくないときや、体を動かすのがむずかしいときは、ポーズをしなくてもよい参加(さんか)方法(ほうほう)(えら)びます。 いやなポーズや、いたい動きをする必要(ひつよう)はありません。

作る — 自分たちの物語を考えよう

紙しばいを作るときは、まず道具の使い方ではなく、どんなお話にしたいかを考えます。

考えること たとえば
お話 だれが、どこで、何をする?
場面 はじまり、できごと、おわりをどう分ける?
登場人物 主人公、友だち、動物など、だれを出す?
背景(はいけい)や登場人物をどんな見た目にする?
セリフ、音楽、成功(せいこう)したときの音をどうする?
参加(さんか) どこでキー、タッチ、ポーズを使う?
分かれ道 (えら)(かた)によって、お話をどう()える?
安全 だれでも無理(むり)なく参加(さんか)できる?

考えた内容(ないよう)は、場面ごとに紙やカードへ書き出せます。そのあとで、作品を作る人が、絵や音といっしょに 「作品フォルダー」へまとめます。物語が長いときは、章や場面ごとに台本を分けても、一つのお話として (たし)かめられます。

台本は、YAMLという整理された書き方で保存(ほぞん)されます。最初(さいしょ)からその書き方を(おぼ)える必要(ひつよう)はありません。 まず「どの場面で、だれが、何をするか」を自分の言葉で書き、大人の人やくわしい人といっしょに台本へ していきます。

作品をためす道具は、書きかけやまちがいを見つけると、どこを直せばよいか知らせます。まちがった内容(ないよう)を そのまま始めず、前に正しく動いていた作品を(のこ)したまま直せます。直したあとは、最初(さいしょ)から、今の場面から など、どこからためすかを(えら)べます。

みんなで作るときの役わり

グループでは、できることや()きなことに合わせて役わりを分けられます。

役わり やること
お話係 物語とセリフを考える
絵係 背景(はいけい)や登場人物を作る
音係 音楽や効果(こうか)音を(えら)
参加(さんか)方法(ほうほう) キー、タッチ、ポーズを考える
台本係 場面と動きを台本へまとめる
安全係 カメラ、音、動く場所、個人(こじん)情報(じょうほう)確認(かくにん)する
テスト係 いろいろな人が無理(むり)なく遊べるかためす

一人でいくつかの役をしても、途中(とちゅう)で役を交代しても大丈夫(だいじょうぶ)です。カメラに(うつ)る役を、いやがる人へむりに たのんではいけません。

カメラと個人(こじん)情報(じょうほう)のやくそく

カメラは、ポーズを読み取るために使います。使う前に、先生や家の人と「なぜカメラを使うのか」「どこまで (うつ)るのか」を確認(かくにん)してください。

  • 知らないWebページでは、カメラの使用をすぐに許可(きょか)しない
  • 自分や友だちの顔が(うつ)ってよいか、先に(たし)かめる
  • 家の中、名札(なふだ)、手紙、学校名など、見せたくないものが後ろにないか(たし)かめる
  • 本当の名前、学校、住所、電話番号、パスワードを台本や入力らんへ書かない
  • 友だちが(うつ)った画面を、許可(きょか)なく写真や動画にしない
  • 終わったら作品を止め、カメラが止まったことを大人の人と(たし)かめる

カメラを(えら)機能(きのう)や、画面の左右を反対に見せる機能(きのう)がある作品もあります。どのボタンか分からないときは、 手当たりしだいに()さず、大人の人に聞いてください。端末(たんまつ)のカメラを見分けるための情報(じょうほう)を、紙しばいの台本へ 書いておく必要(ひつよう)はありません。

まわりの安全のやくそく

ポーズを始める前に、自分とまわりの人が安全かを(たし)かめます。

  • つくえ、いす、かばん、ケーブルからはなれる
  • 手を広げても人や物にぶつからない場所を作る
  • すべりやすい場所や、だんさに気をつける
  • いすやつくえの上に乗らない
  • 大きく走ったり、高くジャンプしたりするポーズを(えら)ばない
  • つかれた、いたい、こわいと感じたら、すぐに止まる
  • 大きな音で耳がいたくならないようにする

せまい場所では、立ったまま大きく動く代わりに、手だけのポーズ、すわってできるポーズ、キー、画面の タッチを使います。お話よりも、みんなの安全が一番大切です。

(こま)ったとき

(こま)ったときは、次の順番(じゅんばん)で行動します。自分だけで原因(げんいん)を調べ(つづ)けず、安全を(たし)かめてから大人の人と 次の行動を決めます。

(こま)ったときに安全に止める順番(じゅんばん)
動くのを止めるカメラから少しはなれる近くの大人へ(つた)える画面の言葉を見せる止めるか、もう一度ためすか
いっしょに決める

知らないページからカメラ、マイク、個人(こじん)情報(じょうほう)(もと)められたときは、先へ進まず、その画面を大人の人へ見せます。

とくに、次のときは自分だけで(つづ)けません。

  • 知らないページからカメラ、マイク、個人(こじん)情報(じょうほう)(もと)められた
  • (うつ)したくない人や物がカメラに入った
  • 体がいたい、気分が悪い、こわいと感じた
  • 何度ためしてもポーズが読み取られない
  • エラーのような言葉が出て、どうすればよいか分からない
  • 音、キー、画面のタッチが止まらない

(こま)ったときに助けを(もと)めることは、失敗(しっぱい)ではありません。安全に止められることも、上手な使い方の一つです。

どんな作品を作れる?

  • 昔話の主人公を助ける紙しばい
  • 学校や町を案内(あんない)する紙しばい
  • 防災(ぼうさい)の行動を(えら)ぶ紙しばい
  • 英語(えいご)や手話であいさつする紙しばい
  • 動物や宇宙(うちゅう)について学ぶ紙しばい
  • キーやタッチだけでも楽しめる紙しばい
  • すわったまま参加(さんか)できる紙しばい

大切なのは、「見る人が、どこで、どんな方法(ほうほう)なら安心して参加(さんか)できるか」を考えることです。

まとめ

TM紙芝居(かみしばい)4.0では、お話を「見る」、キーやタッチやポーズで「動く」、自分たちの物語を「作る」ことが できます。

カメラを使うかどうかや、どの方法(ほうほう)参加(さんか)するかは(えら)べます。個人(こじん)情報(じょうほう)とまわりの安全を守り、(こま)ったときは 一人で(つづ)けず、大人の人へ相談しましょう。

まずは一つの短い場面から始めてみましょう。短くても、みんなが安心して参加(さんか)できれば、りっぱな作品です。

大人の人と、もっとくわしく調べる

作品を作ったり、授業(じゅぎょう)体験(たいけん)会で使ったりするときは、大人向けの説明(せつめい)から目的(もくてき)に合う資料(しりょう)へ進めます。 4.0.0-rc.8は公開プレリリースです。公開作品もrc.8から(さい)生成(せいせい)されていますが、実際(じっさい)に使う作品の(ばん)機能(きのう)を 大人の人と確認(かくにん)してください。